「道路を広くして両脇にガードレールを」女子小学生4人が死傷した事故 警察などが再発防止に向けて現場診断 浜松市中央区
3月、浜松市で小学生4人が死傷した事故を受け、警察などが再発防止に向けて現場診断を行いました。
3月24日、浜松市中央区舘山寺町で女の子4人の自転車の列に軽トラックが突っ込み、小学2年生の児童(8)が死亡、小学生3人が重軽傷を負いました。
事故を受けて、警察と市、地元の自治会などが再発防止策に向けての現場診断を行いました。
●参加した人:
「こどもにとって命がけですよ、自転車持って(歩道に)上がるのは」
診断では横断歩道がないこと、歩道に段差があること、フェンスに区切りがない、などの指摘があがりました。地元の自治会などは現場の状況を確認した後意見を集約し、警察や市に要望を伝えました。
●舘山寺町自治会 柴山晃会長:
「道路を広くしていただいて、両脇にガードレールのある道にしてもらいたい。高齢者の免許(保持)が継続できるあり方を考えてもらいたい」
浜松市は事故を受けて事故現場付近に2カ所、速度を落とすよう促した注意喚起の看板を設置しています。また警察は今後センターラインの塗り直しや速度制限の標識の増設を予定しています。
●浜松西警察署 堀内公明交通課長:
「ドライバーについては速度を守る、赤信号止まるルールを確実に守っていただきたい」
警察や浜松市は今回の協議を踏まえたうえで、今後の対策を再検討するということです。
