静岡市の同じ飲食店でまた食中毒 男女6人がノロウイルスによる食中毒と診断 静岡市の食中毒は2025年で6件目

 3月に食中毒が発生した静岡市の飲食店で、4月22日に食事をした男女6人がノロウイルスによる食中毒と診断されました。

 静岡市によりますと、静岡市葵区の飲食店が4月21日に提供したコース料理(バーニャカウダ、つぶ貝のガーリックバター焼き等)を食べた13人のうち、25歳から54歳の6人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。検査の結果、患者の便から食中毒の原因となるノロウイルスが検出されたということです。また従業員1人の便からもノロウイルスが検出されました。

 患者はいずれも快方に向かっているということで、これを受け、保健所はこの飲食店に対し当分の間、営業禁止を命じました。

 この店は3月29日にも食中毒が発生していて、4月3日から営業禁止になっており、4月8日に解除されたばかりでした。2025年に入り、静岡市で食中毒の発生は6件目です。

静岡市役所
静岡市役所