【リニア国のモニタリング会議】水資源に関する議論が終了したことを評価　JR東海は水生生物の調査を前に７月までに現地確認をすべて終える方針

リニア新幹線工事のＪＲ東海の環境保全対策を確認する国の会議で、委員らは静岡県の専門部会で水資源に関する議論が終了したことを評価しました。

　６日の会議では静岡県の専門部会で水資源に関するＪＲ東海の対応が了承されたことを委員に説明。

　委員からは対話が進んでいることを評価する声が上がりました。

　また、ＪＲ東海は今後沢の上流部で行う水生生物の調査を前に、６日の時点で１５カ所のうち４カ所で現地確認を行ったと説明。

　現地確認は７月上旬に全て終了し、結果を踏まえて秋から沢の上流域で本格的な調査を行うとしました。

ＪＲ東海・静岡工事事務所　永長隆昭所長
「１１月には調査をしたいと考えている。それを基にして対応策をどう進めていくのかを考えていく流れで」

静岡県　平木省副知事
「静岡市とも話をしているが、諸々の調整を関係者間で　やっていくことに尽きる」