ダンスで「健康づくり」…積極的広報地域に静岡市と長崎県 ダンサー「好きな曲を流すと顔色がよくなる」 静岡市
静岡市が今年度、厚生労働省の肝炎総合対策推進国民運動事業「知って、肝炎プロジェクト/健康一番プロジェクト」の積極的広報地域に選ばれたことを受け、市内で活動するプロジェクトのサポーターらが難波喬司市長と意見交換しました。
「知って、肝炎プロジェクト」は肝炎の正しい知識の普及と肝炎ウイルス検査の受診促進を目的とした活動で、「健康一番プロジェクト」は体を動かすことで健康意識の向上を目指し、ダンスによる健康づくりを推進する活動です。
今年度はこのプロジェクトの積極的広報地域に静岡市と長崎県が選ばれ、静岡市は今年度、健康づくりをPRする活動を担います。4日はこのプロジェクトのサポーターと、プロジェクトに協力するヒップホップグループRIP SLYMEのSUさんらが難波市長と意見交換しました。
SUさんは、介護福祉施設で利用者にダンスを通して体を動かしてもらう取り組み「ロマンディスコ」を県内各地で展開しています。
SUさんは「介護福祉施設では立ち上がってダンスができなかったり、座りながらでもできることが限られたりする人が多いので、利用者の好きな曲を流したり映像も昔の街並みにしたりすると、皆さんの顔色が良くなっていると感じる。今後は介護をする人たちの気持ちもほぐしていける様な取り組みをしたい」と意気込みを語りました。また、静岡市の難波市長は「何をやるにしても楽しくないと続かない。皆さんが活動しやすくなるような環境づくりをしたい」と話しました。
