「卒業する年に4年生だったと断言できますか」 田久保市長が初めて出頭/【詳報】静岡・伊東市議会百条委④
杉本一彦議員:「それもこれだけの大問題になって、卒業していると思っていた人が除籍だった、ということがわかったときには、これまでのあなたのでいろいろな対応を見ていて、そんなにあっさり引き下がる問題なのかなと思いますね。あなたはこれまで会見でも学生時代の生活、生活実態をいろいろ会見の中で言っていました。あなたは大学時代の後半、バイク等を乗り回し、自由奔放な生活を送っていたと言われている。これはどうなんでしょうかね。それでもあなたは卒業していったと言っているわけですから、ちょっと確認させてください。
あなたはそのような私生活を送る中で、大学時代、大学の卒業に必要な、東洋大学は124単位必要と言われていますけれども、各年で最低限必要となる履修を経て、単位を取得するわけけれども、平成4年3月に卒業ということになっていますから、これは普通にいけば、入学したときから順調に4年間、大学生活を、学校の単位を取るに当たっては順調に進んできたと。1年、2年、3年と順調に進級して、少なくともあなたが卒業する年には、4年生であったと断言できますか」
田久保真紀市長:質問の意図なんですが、私が4年生だったかどうかということですか。一応、除籍ということで事実関係を知りましてから、私の在籍期間証明書というものを大学の方に申請をさせていただきました。それによりますと、いわゆる4年生の3月31日まで在籍をしていたということでご証明をいただいておりますので、私としては4年間、4年の終わる3月31日まで大学の方には在籍していた、そのように認識をしております」
杉本一彦議員:「ちょっとニュアンスが違うんですよね。4年間在籍していたという証明と、私が聞いているのは、4年間、順調に1年、2年、3年と、除籍になった平成4年の時点では、あなたは4年生だった。4年生になってないと卒業するわけないんだから。4年生であったことははっきり断言できます?」
田久保真紀市長:「何をもって4年生であったかというご質問と捉えてよろしいんでしょうか。私、今回このようなことが話題になりましたことから、現在、私の大学の友人や同級生とは皆ほとんど連絡が取れる状態になっております。ですので、私の方で同級生への聞き取りという形で皆に照会しましたが、私が4年生であったということは、まず問題はないだろうということ。それから私の大学、私が大学に在学していたときのシステムとしては、実際に証言の中で大学7年生までいって退学したという友人が1名。8年までいて卒業の確認ができていないと言っていた卒業生が1名、それからほかにも留年しましたという友人が何人かおりましたけれども、
いずれの場合も4年生、5年生、6年生、7年生というふうに大学のシステムはなっているということですので、私自体は4年間在籍をしていたのであれば、最終的には4年生であった、そのように考えます。以上でございます」
