田久保市長は疑惑の〝卒業証書〟「19.2秒見せた」 正副議長が反論「そのうち2回チラ見せしただけ」 静岡・伊東市百条委
田久保市長は「19.2秒見せた」
静岡県伊東市の田久保真紀市長の『学歴詐称疑惑』に関する百条委員会が13日開かれ、初めて出頭した田久保市長は卒業証書とされるものを議長らに『チラ見せ』したことを否定した一方、議長らはこの発言に反論しています。
13日の百条委員会で田久保市長は「報道であるようなチラ見せといった事実はありません。約19.2秒ほど見ていただいた」と証言しました。さらに「議長からは『いいじゃん』とも言われています」と話しました。
田久保市長は、報道陣の取材に、議長の了解を受けて録音した音源を、ストップウオッチで計った、と説明しました。

〝卒業証書〟見た正副議長は反論
一方、委員会終了後に報道陣の取材に応じた中島弘道議長は、「一連のやり取りで19.2秒くらいあったかもしれないが、私たちに見せたのはチラッ、チラッと2回だけ」と説明しました。また、「いいじゃん」との発言について青木敬博副議長は、その前に「いやいや、ちょっと見せてよ」ともっと見せるよう頼んだことを明らかにして、「これは事実歪曲だと思う」と田久保市長に反論しました。
