大道芸ワールドカップ最終日も大にぎわい 来場者は4日間で100万人を超える見込み
静岡市で開かれている大道芸ワールドカップ。最終日の3日も盛り上がりを見せました。
嶋田光希アナウンサー
「爽やかな秋晴れの下、いよいよきょう大道芸ワールドカップの最終日を迎えました。会場はまだ開園30分前ですが、すでに場所取りをするお客さん。そして屋台を楽しむお客さんで大いに賑わいを見せています」
15の国と地域から、58組のアーティスト参加した「大道芸ワールドカップin静岡」。
31日金曜日にスタートし、3日が4日目の最終日。
祝日の月曜日とあって、朝から会場は大賑わいです。
【Performer SYO!】
嶋田光希アナウンサー
「こちらでこれから行われるのは、過去2回、世界大会で優勝したという経験を持つパフォーマーSYOさんによるステージです。会場には数えきれないほどのお客さんが詰めかけていて背伸びをしないと見られないほどです」
午前中から多くの観客を集めていたのが、2015年にバンコク、2019年に韓国で、それぞれ大道芸の世界チャンピオンに輝いた経歴をもつ「Performer SYO!」。
「炎が上がりました。大きな歓声です」
観客もパフォーマンスに飛び入り参加。
会場はさらに盛り上がりを見せました。
静岡市民 30代
「高い棒の上でゆらゆらしてたので、見てる方もドキドキしながら大丈夫かなと思って、緊張感がすごかった。年に一度しか見られないすごいパフォーマンスをたくさん見せてもらえるので静岡市民でよかった」
掛川市民 30代
「毎年ショーを見に来ていて、今年も真ん中で一番最初に子どもに見せたかったので来ました。とても楽しくて光栄でした。」
そして30分後、同じステージに現れたのは…。
【Kris&Harrison Kremo】
嶋田光希アナウンサー
「今、パフォーマンスを行っているのはジャグリング界の神とも呼ばれるクリス・クレモさん。そしてその息子のハリソン・クレモさんです。会場も拍手で一体感に包まれています」
ジャグリング界の神と言われるクリス・クレモさん。
息子のハリソンさんと共に大道芸ワールドカップ初出場ながらも、4日間すべての日程で毎日ステージに立ち、息の合った演技で静岡の街を魅了し続けました。
静岡市民 70代
「歳が同じくらいとは思えないくらい、ベテランはすごいと思った。楽しかったです」
京都から 20代
「見たことないようなジャグリングで、すごい素敵でした。」
今年の大道芸ワールドカップは2日まででおよそ76万人が来場。
3日の来場者数を加えると主催者発表で100万人を超える見込みです。
大道芸ワールドカップ実行委員会 猪股宏光委員長
「4日間本当に最高でした。去年の大会が久々に100万人を割って83万人くらいだったんですけど、今年はすごいです。」
Q静岡の人にとって大道芸ワールドカップはどんな存在になっているでしょうか?
「間違いなく宝物です。静岡の町にとっての宝物は、この大道芸ワールドカップもその一つだと思います。」
速報です。この大道芸ワールドカップでパフォーマンス中に観客がけがをしたことが分かりました。
消防によりますと午後3時半ごろ静岡市民文化会館付近でのアーティストのパフォーマンス中に火のついたスティックが観客の60代の男性の額に当たり軽いけがをしたということです。
