田久保前市長の失職に伴う市長選挙は12月14日に投開票で決定 新人の石島明美氏が立候補表明 静岡・伊東市
田久保市長の失職に伴う次の伊東市長選挙。年に2回、異例の市長選は、混乱した市政の立て直しが最大の争点とみられます。
田久保前市長の失職に伴う伊東市長選は、12月14日に決まりました。
4日出馬表明したのは、4年前にも市長選に出馬したスポーツトレーナーの新人、石島明美さんです。
新人 石島明美氏(58)
「田久保さんが改革をしてくださると、本当に望みを持っておりました。私も喜びました。ですけど、人々の期待に一向に応えることなく、裏切るというふうにしか私には見えませんでした。やっぱり私がやるしかないと思いました」
石島さんは「しがらみを断ち切らなければ伊東の再生はない」と話し、任期中の市長給与の5%減額や、1年に1回、市民全員への1万円の現金給付を行うなどと主張。
また、前回の市長選で争点になった新しい図書館計画については、文化ホールの機能を併設したものを造るとしています。
新人 石島明美氏(58)
「皆さんの税金を使って何かをするときにはしっかりと市民と対話をしてしっかりと深い対話をすることで透明化は進んでいくと思っております」
静岡市長はコメント控える
混乱した田久保市政からの立て直しも争点の一つとみられる、次の伊東市長選。
一連の騒動に度々言及してきたのが静岡市の難波市長です。
田久保前市長がメガソーラー計画について発信したことをきっかけに、当時対応に当たった元副知事として、見解を述べてきました。
Q.伊東市の田久保市長が失職した受け止めと、次の市長選でメガソーラー計画は争点となり得るか、市長の認識は
静岡市 難波喬司市長
「伊東市民の皆さんの選択ですし、議会の選択ですのでコメントは控えたいと思います。争点になるかどうかについても、これは伊東市でお考えになることだと思います。市の職員からも賢明で、いい情報発信がされるんじゃないかと思っていますので、私があえて申し上げることもないと思います」
