市民文化センターで起きたスプリンクラーの放水事故 被害を受けた楽団は静岡・裾野市に対し9億6500万円余りの損害賠償を求め提訴

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静岡県裾野市は2022年に市民文化センターで起きたスプリンクラーの放水事故で、被害を受けた楽団側から9億6500万円余りの損害賠償を求めて提訴されたと明らかにしました。

裾野市 村田悠市長
「今後は司法の場において適正な判断がなされ、解決できるものと期待をし、適切に対応して参りたい」

 2022年裾野市民文化センターの大ホールで、スプリンクラーが突然作動し、焼津市の楽団「シンフォニエッタ静岡」の楽器などが水浸しになり、転倒した楽団員が負傷しました。

 原因は特定されず、和解に向けた話し合いが続いていましたが、9月楽団側が9億6500万円余りの損害賠償を求める訴えを静岡地方裁判所に起こしました。

 市は和解協議で楽団側が提出した151億円余りの請求書の根拠を求めたということですが、資料は提出されなかったとしています。

 一方、楽団側は市が和解の内容を示さなかったなどとしています。