「殺処分ゼロ」を目指して! 静岡県動物愛護センター「しっぽのバトン」が富士市にオープン 

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 11月、静岡県富士市に新しい県動物愛護センターがオープンしました。ここでは保護された犬や猫が新しい家族と出会うための取り組みが進められています。

 11月、富士市にオープンした県動物愛護センター「しっぽのバトン」。老朽化が進んだ浜松市の県動物管理指導センターが生まれ変わったのです。掲げるのは「殺処分ゼロ」。

●堀優奈アナウンサー:
「こちらが保護された犬が入る部屋なのですが、奥を見てみると何部屋もあって、この1部屋に1頭が入るということで、とても広々とした空間になっています。さらに奥にはテラスも設けられているんです」

 センターが重視したのは、動物がストレスを感じずに過ごせる環境作りです。新しい家族を探している人が、犬や猫とゆったり過ごせるふれあいルーム。そして、ドッグランも整備され、誰でも自由に立ち寄ることができます。

 柴犬・ふくちゃん。(推定10歳)。人間でいうと、50代後半。いわゆるシニア犬です。9月、県西部で迷子になっているところを保護されました。やせて毛並みも乱れていたといいます。

 センターのスタッフは”幸福が訪れるように”「ふく」と名付け、愛情を込めて世話をしてきました。

●県動物愛護センター「しっぽのバトン」近藤明美さん:
「ねっ!お利口なんだよね!」

 そんなふくちゃんに新しい家族が見つかりました。幸せな余生を過ごしてもらいたいと、県内に住む家族が引き取ることにしたのです。

●県動物愛護センター「しっぽのバトン」近藤明美さん:
「シニア犬ということで、これから介護も必要になっていくと思うんですが、その気持ちを受け入れていただける、そのこと自体がとてもありがたいと思っています。ねっ!(ふくちゃん撫でる)幸せになろうね!」

柴犬・ふくちゃん
柴犬・ふくちゃん

 オープンからおよそ3週間で猫6匹、犬2匹が新しい家族のもとに引き取られていきました。

 県内で殺処分された犬と猫の数は、2017年には768匹でしたが、2024年33匹にまで減少。県は、ボランティアの保護活動が広がったためとみています。

 それでも、県が掲げる目標は「ゼロ」です。

●県動物愛護センター「しっぽのバトン」塩﨑康永所長:
「殺処分ゼロを目標に掲げていますので、動物の命をつなぐために、新たな飼い主の方に協力いただいて、1頭でも多くの犬猫を譲渡につなげていきたいと考えております」

 このセンターは、殺処分の部屋を設けていません。全ての犬や猫が引き取られることを目指しています。

「しっぽのバトン」
「しっぽのバトン」
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