須藤アナ『静岡マラソン完走への道』 練習開始から3カ月…初レースで10kmに挑戦 課題は「練習より速いペース」
初レースは“まさか”の展開に…
3月8日に開催される、「静岡マラソン2026」。1万2000人のランナーが春の駿河路を駆け抜けます。今年の箱根駅伝で3連覇を達成した、青山学院大学駅伝部の原晋監督がゲスト解説として初登場。そして、「とびっきり! しずおか」MCの須藤誠人アナウンサーも初出場します。
須藤アナ:「決して早いペースではないんですけど、皆さんととびっきり!いい走りができるように頑張りますので、皆さんどうぞよろしくお願いしま~す」
2025年12月21日 菊川Cityマラソン当日
10月から本格的にトレーニングを始め、わずか半年で“人生初”のフルマラソンに挑む須藤アナ。
須藤アナ:「雨がけっこう強い」
学生時代から大の苦手だった長距離走でしたが、今は週3日ほどのペースで、「10キロラン」に取り組んでいます。あいにくの空模様の中、大会には1200人以上がエントリー。須藤アナが参加するのは「10キロの部」です。ここで、頼もしい“助っ人”が。
伊地健治アナウンサー:「おーいっ。おっはよー」
須藤アナ:「えー!?」
伊地アナ:「アップしてるねぇ」
須藤アナ:「してましたよ。えっ伊地さん」
伊地アナ:「だって須藤くんが初レースに臨むということで、これはもうトレーナーとしては見届けないわけにはいかないなと思って」
なぜか、いつも遅れて登場する、須藤アナのトレーナーを務める伊地健治アナウンサー。マラソン経験豊富な伊地トレーナーのサポートのもと、初めての大会に挑みます。
10キロスタート コースは激しいアップダウン
(大会アナウンス)「20秒前です」
伊地アナ:「そろそろだよ」
須藤アナ:「始まる」
(号砲)「パンッ」
伊地アナ:「よし、須藤くん初レース」
須藤アナ:「はーい。よろしくお願いしまーす」
お茶どころ・菊川らしい、茶畑を通るコースが特長の「菊川Cityマラソン」。10キロとはいえ、アップダウンに富んだコースです。大会に慣れる意味でも、「歩かずに完走できるか」が、ひとつの“指標”になりそうです。
須藤アナ:「道を埋め尽くしてますね。沿道とは景色が全然違う。10kmかあ…ここから」
伊地アナ:「普段のジョギングの距離だからね」
須藤アナ:「普段練習しているので、距離としては問題ないはずです」
沿道のチビッ子:「がんばれ!がんばれ!」
須藤アナ:「すごい!元気出る~」
伊地アナ:「いいねぇ、なかなかないね、こういうの」
序盤は、フラットで走りやすいコースが続きます。
須藤アナ:「1km5分30秒くらいですかね」
伊地アナ:「そうだね、ちょっとゆっくりめ」
須藤アナ:「「ちょっとゆっくりめ…」
上り坂で…「足が重い」
伊地トレーナーは、この大会を「スピードトレーニングの一環」と位置づけ、「ゆっくり10キロを走る」のではなく、「普段の練習よりも速いペースで走り切る」課題を、須藤アナに与えていました。
伊地アナ:「おっ、坂が見えるね」
須藤アナ:「うわ、うわ、本当だ、えっ。けっこうな坂だ」
伊地アナ:「心臓破りの坂かな」
(上り開始)
伊地アナ:「おお、くるね」
須藤アナ:「足が…、重たくなってきた」
伊地アナ:「坂は小股で歩数をちょこちょこ稼ぎながら、あまり下を見ずに走る。よく腕を振って」
上り終えた先に、再び…。
伊地アナ:「はい、また楽しい坂が来ました」
須藤アナ:「えっ、早い…次から次へと坂がやってくる。大好きなお茶畑なんですけどね」
伊地アナ:「本当だ。The・菊川だ」
須藤アナ:「坂ですかぁ…」
もし晴れていれば、沿道には見事な茶畑が。ただ、この日は雨とあって、一層過酷な上り坂に…。
須藤アナ:「雨もだんだん強くなってきた」
伊地アナ:「ほんとだ」
須藤アナ:「おしりが重い…」
伊地アナ:「おしり重い、確かに」
とはいえ、まだスタートから2キロほど。何とか上り終えると、次は500メートル以上ある「下り坂」へ。
Q.茶畑の景色はどう?
須藤アナ:「全然見てないです。あるのはわかるんですけど、全然見られてないです。坂に精いっぱいですよ」
Q.かなり下りが長いということは?
伊地アナ:「また上りがあるってことか」
須藤アナ:「折り返し…。うわ、う~わ」
レース後半には、今下った坂を、再び上らなければなりません…!
須藤アナ:「折り返しました。3km突破」
伊地アナ:「最初に一緒に走ったときと、もうまるで違うよね」
須藤アナ:「うれしい」
●5km地点給水所
Q.初めての給水は?
須藤アナ:「ランナーっぽかったです」
●6km地点
伊地アナ:「このペース維持していけそう?」
須藤アナ:「いけそうです、いまのところ」
伊地アナ:「おぅ、頑張ろう」
順調に思えた中、6キロ過ぎで“異変”が…。
疲労が…
●6kmすぎ
須藤アナ:「さすがに…痛くはないんですけど。ちょっと、疲労感は出てきた感じ」
Q.筋肉的に?
須藤アナ:「筋肉的に」
伊地アナ:「足のどのへん?」
須藤アナ:「太ももあたりです」
ここまでのラップタイムは1キロ5分10秒ほど。フルマラソンなら3時間30分台で走り切るハイペースです。さらに、慣れない“坂の連続”で、疲労が出始めます。
伊地アナ「坂は走った分だけ強くなる」 スタッフは「ギブアップ」
残り3キロを切ったところで、再び“あの場所”が…。
須藤アナ:「そうだ、忘れてた…上りが待ち構えてた」
伊地アナ:「最後のヤマ場だ」
須藤アナ:「おぉ…まさにヤマ場」
立ちはだかる“最後のヤマ”。この坂道を上らなければ、ゴールにはたどり着けません。
伊地アナ:「坂はね、走った分だけ強くなれるから、きょうめっちゃいいよ」
須藤アナ:「じゃあ…」
スタッフ:「すいません、ギブです、伊地さん」
伊地アナ:「ホント(カメラを受け取る)」
撮影スタッフも、ここで離脱。厳しい上り坂に歩くランナーが続出する中、須藤アナは…。
須藤アナ:「続きますね、これ上り坂です」
伊地アナ:「あとちょっと頑張るぞ」
須藤アナ:「あと2km切った」
歩くことなく、上り終えました。
須藤アナ:「伊地さん、ちょっと下り坂ペース落としていいですか!」
伊地アナ:「いいよ。今ちょっと飛ばしてる」
須藤アナ:「ちょっとね、(足が)つりそうだった」
伊地アナ:「これはもう、力を振り絞って、走り抜くだけ。よし!」
●9km地点
須藤アナ:「ラスト。よし! 最後まで、最後まで、落とさない」
伊地アナ:「すぐだ。振り絞って。ゴールだよ。がんばろう」
須藤アナ:「やったーよっしゃー!」
伊地アナ:「初マラソン、初ゴール、おめでとう」
須藤アナ:「ありがとうございました。あぁ…走ったぁ」
須藤アナ:「きついです。全力を出し切りました。すごいスピードだった…」
伊地アナ:「初めての10kmマラソン大会。ちょっと走ったことのないペースでトライをして、本当はもしかしたら、終盤疲れて落ちてきちゃうことも十分想定されたけど、素晴らしかった。落ちなかった」
苦しみながらも、1キロ5分15秒ほどのペースで見事10キロを完走。本番の静岡マラソンまで、残り2カ月です。
