今シーズンのシラス漁が始まる 初日の水揚げ量は前年のおよそ7倍、幸先の良いスタートに 静岡・田子の浦港
今シーズンのシラス漁が始まりました。去年は水揚げ量が回復に転じましたが、今年の初日はどうなったのか?田子の浦港を出た漁船に同行取材しました。
●船引とわ記者:
「午前5時半の田子の浦港です。まさに夜が明けようとしている今、港には船の勇ましいエンジン音が鳴り響いています」
今回、番組取材班が同乗させてもらったのは、この道19年、花崎(はなさき)さんの漁船。
日の出前に、10隻を超える漁船が続々と出航。
駿河湾から仰ぎ見る、富士山。ポイントにつくと、海の男たちが網を引き揚げます。
この日、花崎さんの天敵となったのが、クラゲ。網の中にクラゲが入ると、シラスの漁獲量が減ってしまうのです。
●花崎悦崇船長:
「うわ、なんだこれ」
仲間):「初めて見るいきものみたい。うわ、シラス外だわ。やべえ、シラス外にいるよ」
仲間):「上がんないなこれは」
宮川さん)それクラゲで重い?シラス?
クラゲと格闘しながら、引き上げられた網の中身は…?
●船引記者:
「いま網が上がりました。果たしてシラスは…・。あ、キラキラしています。シラス入っています!」
ただ、1回目でとれたのは、1ケース。
●2回目 2ケース
●3回目 1ケース未満
3回網を入れて、4ケースに届かない厳しい結果に。
●花崎悦崇船長:
「きょうは赤字っすよ俺は一発目としては残念です。本当に」
田子の浦港での初日の水揚げ量は、1041キロ。去年の初日のおよそ7倍と、幸先の良いスタートとなりました。
すぐにセリにかけられると、仲買人が、直接シラスを手に取るなどして、吟味していました。
不漁だった去年は1キロ4500円の最高値をつけましたが、今年は1キロ2610円と、豊漁となったこともあって価格は落ち着きました。
●綾市商店 竹平大翔さん:
「安いと思います。大きさ均等なのですごくいいと思います」
●田子の浦漁業協同組合 伊澤安弘さん:
「去年は11月下旬から1月のラストにかけて、大量に今までにないぐらい、ここ数年を見ても一番とれた。(今年は)1日で大漁というよりは毎日コンスタントに、毎日シラスがとれる日が続けばいいなと思う」