有事の際に標的になる…静岡空港「特定利用空港」化に反対 市民団体が静岡県に申し入れ「日本は戦争も敗戦も経験している 平和的な外交で…」

 平和運動団体らが富士山静岡空港を自衛隊が円滑に利用できるようにする「特定利用空港」とすることに反対する申し入れを行いました。

静岡県平和・国民運動センター 福井淳会長:「戦争に加担する。実際には加担しないのかもしれないが、誤解を招くようなことは改めて見直してほしい」

 平和憲法の擁護や人権と環境を守る運動を展開する平和運動団体らは、県の空港を管理する職員に対し、国の求める富士山静岡空港の「特定利用空港」指定について、同意をしないことを求めました。

 さらに、政府が進めようとしている軍備拡大路線を見直し、平和的外交を進めるように国に要望してほしいと要望。特定利用空港に指定された場合、年に数回、自衛隊の訓練に使用する予定で、有事の際に攻撃の標的となる危険性が高まり、国民の安全を損なうという懸念があると主張して反対しています。

 静岡県はこれに対し、「慎重に判断してまいりたい」と伝え、意思決定はしておらず、関係市町、地元や空港関係団体に丁寧に説明していくとしています。そのうえで意見を聞きながら、県として結論を出すということです。

静岡県平和・国民運動センター 渡邊敏明事務局長:「(県が)国に対して、特定利用空港を受け入れない判断をしてほしい。(国は)防衛力の強化をしているが、日本は戦争も敗戦も経験しているわけで、平和的な外交で近隣諸国との関係を上手にやっていくべき」

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