相次ぐ不正に…規制委員長「技術者倫理の劣化」 浜岡原発廃炉データで不正請求
浜岡原発での廃炉作業の費用請求でデータの書き換えが行われていた問題について、原子力規制委員長は「非常に重要な問題」としました。
2日午後開かれた原子力規制委員長の定例会見。記者から質問が上がったのはー
記者:「中部電力浜岡原発について少しお伺いします。新たな不適切事案というものが発覚したということについて…」
中部電力・原子力本部 大塚温久原子力部長(8月27日):「地域の皆さまをはじめとするステークホルダーの皆さまにご迷惑をかけていることに、心より深くお詫び申し上げます」
中部電力が、浜岡原発の1号機と2号機の廃炉作業を巡り、費用を管理する機構へ提出する報告書の数値を不正に書き換えていた問題。
原子力規制委員会 山中伸介委員長:「今回の中部電力の不正事案というのは、私は報道で承知をしたところ」
原発の安全審査を担う原子力規制委員会の山中伸介委員長は会見で、「今回の案件は原子力の安全に直接関係するものではない」として、新たな検査や追加審査は予定していないとしましたがー
原子力規制委員会 山中伸介委員長:「経営層のマネジメントの問題というのは問われるべきだし、非常に重大な問題と思っている。技術者倫理そのもの、劣化だという認識」
中部電力の調査委員会は今後、1月に発覚した3・4号機の再稼働審査でのデータ不正について、報告書を公表する予定です。