浜岡原発での問題について中部電力が牧之原市議会に説明 市民団体は中部電力に住民説明会を開くよう求める
浜岡原発での度重なる問題について中部電力は5日、牧之原市議会にも説明しました。一方、市民団体は住民への直接の説明を求めました。
牧之原市議会を訪れたのは、中部電力の豊田哲也原子力本部長らです。牧之原市には安井稔新社長が就任初日の1日に市長のもとを訪れていますが、市によりますと、きょうは中部電力側の希望で市議らへ説明をしたということです。
中部電力は、3・4号機をめぐるデータ不正問題と1・2号機の廃炉作業費用をめぐる不正問題について、組織体制の不備や上層部からのプレッシャーがあったと説明しました。
●牧之原市議会 原口康之議長:
「中部電力さんはしっかりと説明していただいたという認識。事業者にはこれまで以上に高い透明性と安全性が求められていますので、しっかりやっていただきたい」
一方、直接市民への説明を求める動きも。緊急時に防護措置を行う浜岡原発から31キロ圏内の10の市と町で活動する市民団体は、中部電力に要望書を提出しました。
要望書では中部電力が不正問題について住民対象の説明会を開いていないとし、31キロ圏内すべての市と町で住民説明会を開くよう求めました。
●UPZ市民団体交流会 竹野昇さん:
「とにかくきちっと説明をしろと。住民の不安とか疑問に責任を持って回答してほしい、そういう場を設けてほしい」
中部電力は、23日に浜岡原発が立地する御前崎市佐倉地区で、住民説明会を開催する予定です。