200℃の鉄板でレアに焼く黒毛和牛ステーキ丼 裾野市「8屋」

 裾野市民文化センターの1階にある「8屋」は、2025年にオープン。黒毛和牛を使ったステーキ丼やカレーを提供し、平日は会社員をはじめ、女子会やシニア層にも利用されている。一番人気は、スープとサラダが付く「黒毛和牛ステーキ丼」だ。
 使うのは、出産を経験した経産牛のモモ肉。脂肪が少ない部位を200℃の鉄板で焼き、両面にはこんがりと焼き色を付けながら、中は赤みを残したレアに仕上げる。均一に火が入った肉は程よい弾力があり、噛むほどに黒毛和牛のうまみがあふれ出す。ソースは3種類から選ぶことができ、一番人気はガーリック醤油。立ち上るニンニクの香りとしょうゆの風味が、肉の甘みを引き立てる。

黒毛和牛ステーキ丼(1680円)
黒毛和牛ステーキ丼(1680円)

 欧風テイストの黒毛和牛のカレーには、煮込み料理に適したスネ肉を使う。たっぷりのワインとデミグラスソースを合わせ、時間をかけてじっくりと煮込む。1皿に入るスネ肉は4切れ、合わせて100g。スプーンでほぐれるほどホロホロにやわらかくなった肉から、黒毛和牛のうまみがカレーへ溶け出している。隠し味のチョコレートがコクを加え、まろやかで濃厚な味を作り上げる。

欧風黒毛和牛カレー(1480円)
欧風黒毛和牛カレー(1480円)

 黒毛和牛を少しずつ食べ比べられるのが、味と食感の異なる5貫を並べた黒毛和牛のにぎり寿司。レアに焼いたステーキには昆布だし醤油を塗り、ワサビを添えてさっぱりと仕立てる。炙った肉には、あまから醤油とガーリックチップを合わせ、香ばしく力強い味に。軍艦は肉をユッケ風の卵黄和えにし、黒トリュフとポルチーニのソースで豊かな香りを添える。甘酸っぱい酢飯とともに、火の入れ方や味付けで変わる肉の魅力を楽しめる。

黒毛和牛にぎり5貫盛り(1480円)※1日限定5食 
黒毛和牛にぎり5貫盛り(1480円)※1日限定5食 

 見た目の迫力で驚かせるのが、新メニューの「黒毛和牛の8段重ねステーキバーグ」。店名の数字にちなみ、1枚100gのハンバーグを8枚積み上げた、総重量800gの豪快な料理だ。ステーキ丼と同じ黒毛和牛の粗びき肉を使い、材料はタマネギと肉だけ。ハンバーグの間にはチェダーチーズを2枚ずつ、3段に挟んでいる。最初は岩塩で肉のうまみを確かめ、溶けたチーズやスモーキーなバーベキューソースと合わせれば、さらに濃厚な味へと変化する。家族や友人と分け合う人がいる一方、1人で挑戦する人もいるという。

衝撃の8段重ねのハンバーグ
衝撃の8段重ねのハンバーグ

 店名を料理に映した遊び心と、一皿ごとに責任を持って届ける実直さ。豪快な盛り付けで驚かせるだけでなく、黒毛和牛の部位や火入れにも丁寧に向き合っている。文化センターを訪れる人々の目を引く扉の先で、それぞれの楽しみ方を受け止めている。

200℃の鉄板でレアに焼く黒毛和牛ステーキ丼 裾野市「8屋」

8屋
裾野市石脇586 裾野市民文化センター1階
電話番号:055-993-9332
定休日:月曜日 / ※祝日は営業、翌日休み
営業時間:11:00-15:00 (L.O.14:30)
共同Pあり