しょうゆとニンニクが染み込む1番人気のからあげ定食 浜松市「Kitchen R’s」
「気軽に定食を食べられる場所が少ない」。営業マンとして働いていた男性が、そんな実感から一念発起して開いたのが、浜松市中央区半田山の「Kitchen R’s(アールズ)」だ。米とボリュームにこだわった王道の定食をそろえている。
一番人気の「からあげ定食」は、鶏もも肉のからあげを5個と、たっぷりのキャベツを盛り付ける。鶏肉にはしょうゆをベースにニンニクを加えた下味を付け、朝に漬け込んで昼の営業に備える。衣は片栗粉。160~170℃ほどの油で一度揚げし、外側はサクサク、中はやわらかくジューシーに仕上げる。ごはんには、その時々で状態の良い米を選び、現在は北海道産「ななつぼし」を使用。もともとの盛りも多めで、大盛りは無料となっている。
同じからあげを使った「チキン南蛮定食」も、注文が増えているメニュー。しょうゆと酢をベースに砂糖を加えた甘めの甘酢をからあげにかけ、その上にタルタルソースをたっぷりとのせる。タルタルはさまざまな材料を混ぜ、最後に卵と和えたもの。中に入ったピクルスの酸味が後味をさっぱりとさせる。しょうゆとニンニクが染み込んだからあげに、甘酢の風味とタルタルのまろやかさが重なる。
定食の王道「しょうが焼き」には豚肩ロースを使う。肉を先に炒めてからタマネギを加え、しょうゆをベースにニンニクを利かせた特製だれを絡める。最後にもう一度ショウガを加える「追いショウガ」がポイント。強い刺激を前面に出すのではなく、仕上げにショウガの風味を立たせ、やさしい味にまとめている。豚肉とよく炒めたタマネギの甘みに、しょうゆだれの香ばしさが加わる。
皿を覆うほど大きなトンカツが目を引く「カツカレー」もボリューム満点。豚肩ロースを使ったトンカツは約150gあり、たっぷりのごはんとカレーに重ねる。ルーは炒めたタマネギを土台に、カレールーと複数の材料を少しずつ加えて作る。トンカツにもからあげにも合う、シンプルな味を意識。辛さは子どもも食べやすい中辛程度で、タマネギの甘みを感じる家庭的な仕立てだ。
定食には、油揚げやワカメが入ったみそ汁と小鉢が付く。料理をむやみに増やすのではなく、なじみ深いおかずと、その時々で選ぶ米を組み合わせ、しっかり満腹になれる食事を届ける。学生から仕事中の会社員、1人で訪れる女性まで、それぞれの日常を支える味がここにある。
Kitchen R’s
住所:浜松市中央区半田山5-1-21
電話番号:053-568-8309
定休日:水曜日 / ※火曜の夜
営業時間:11:00-14:00 (L.O.13:30) / 17:00-20:00 (L.O.19:30)
Pあり