老舗洋食レストランの温故知新 90年変わらぬ良さと時代に合わせる柔軟さ 富士市「名花堂」
富士市本町の駅前商店街にある90年続くレストラン名花堂。パン屋から始まった老舗は3代目の現店主野口幸次さんの父親の代でレストランに生まれ変わりました。お店の名前を冠した「名花堂ランチ」は創業当時からあるメニュー。ポークピカタにエビフライ、から揚げ、みんなの大好きが盛りだくさん。90年愛される理由がよく分かる味です。

「フジチキン」は多くの人が注文する人気メニュー。鶏モモ肉約250グラムを油でからっと揚げて、そこに醤油ベースの南蛮タレと甘めのタルタルソースでドレスアップ。ボリュームも味も100点満点。創業当時から使っている富士山の型でご飯を型取りして提供してくれるのも遊び心があってグッド。

洋食メニューをワンプレートに盛り合わせた「トルコライス」。長崎のご当地グルメからヒントを得て5年ほど前から提供しています。カレーは創業当時から変わらない味で辛さは控えめ。肉の甘みが加わりコクも十分。

食後は「ほうじ茶ラテコーヒーゼリー」で。ほうじ茶の茶葉から仕上げた自家製の濃厚シロップがいい仕事っぷりです。

味よし、値段よし、ボリュームよし。90年愛される理由に納得です。

レストラン名花堂
富士市本町9-18
TEL 0545-64-2552
営 11:00~15:00(L.O.14:30)
休 火曜日
Pあり