九州のうまかもんが勢ぞろい！「きばくもん」で味わう本場博多の味　静岡市

　静岡市葵区、呉服町通り沿いに店を構える「きばくもん 静岡呉服町店」。木のぬくもりに包まれた広々とした空間は、カウンター席から団体用の個室まで完備され、昼も夜も幅広い世代で賑わう。九州・博多の名物料理と果実入りドリンクを味わえる居酒屋として人気を集めている。
　まず味わいたいのが、福岡の郷土料理「胡麻サバ」を旬のブリで仕立てた「胡麻ブリ」。脂ののったブリに、九州特有の甘口醤油で作る自家製の胡麻醤油をかける。濃厚なゴマの香りとまろやかな醤油の甘みがブリの旨味をいっそう引き立てる。

　次に登場するのは、店の名物「野菜巻き串」。レタスを豚バラ肉で巻き、塩をふって網焼きに。レタスのシャキッとした歯ざわりと豚肉のジューシーさが絶妙に絡み、ヘルシーながら食べ応えのある一串だ。
　ほかにも、万能ネギをぎっしり詰めて焼き上げた串や、餅とモッツァレラチーズをベーコンで包んだ串など、素材の組み合わせが楽しい。黒コショウとマヨネーズを添えた一品は、ビール片手に楽しみたい味だ。

　博多の定番といえば、やはり「国産牛もつ鍋」。3種類の出汁（九条ネギ醤油・牛だし・麻辣みそ）から選べるが、牛だしを選べばコク深くさっぱりとした旨味が際立つ。キャベツ、ニラ、もやし、豆腐、そして国産牛もつ。火が通るほどにぷるぷるとした食感と甘みが増し、ポン酢をつければまた違う表情に。締めまで箸が止まらない。

　さらにもう一つの博多名物、「ひとくち餃子」も見逃せない。黒豚とニラ、キャベツを包み、一口で頬張れるサイズに仕立てた。香ばしく焼けた皮の中に肉と野菜の旨味がギュッと詰まり、思わずもう一皿頼みたくなる。

　九州・熊本の味を楽しみたいなら「馬刺し赤身」を。臭みがなく、しっとりとやわらか。九州の甘口醤油をつけ、お好みでニンニクやショウガを添えると、赤身の甘みが口いっぱいに広がる。

　野菜巻き串に、もつ鍋、餃子、馬刺し―。九州・博多の味を静岡で気軽に堪能できるのが「きばくもん 静岡呉服町店」だ。旅気分を感じながら、行楽の秋にぴったりのごちそうを味わいたい。

きばくもん 静岡呉服町店
静岡市葵区呉服町2-4-2 サンシャイン呉服町1階
電話番号：054-251-0010
定休日:月曜日 ※祝日の場合営業 翌日休み
営業時間:火〜木、日・祝 17:00〜23:00
金・土、祝前日 17:00〜24:00　
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