復旧・復興に向け被災地で説明会 河川と道路の整備計画など説明 静岡・熱海市 

 静岡県熱海市の土石流災害で被害を受けた逢初川流域の復旧・復興事業について、地区別の説明会が17日から始まりました。

静岡・熱海市 斉藤栄市長:「この被災地域の復旧・復興に向けて力を尽くしてまいります」

 熱海市で17日、逢初川流域の復旧・復興事業に関する説明会が始まりました。参加したのは、被災した国道135号から伊豆山港までの住民8世帯12人のうち2世帯3人で、県と市は河川と道路の整備計画や宅地復旧の9割補助金制度などの説明を行い、その後、被災者と意見交換しました。

 9月29日から申請が始まった宅地復旧の補助金制度。理容店を営む竹澤さんは、申請前に工事を終えていて、原則、補助金は受けられませんが、市は「個別対応」を行っており、審査を経たうえで補助金が認められるケースがあることを確認しました。

竹澤敏文さん(76):「石垣だけは、(個別対応で対象に)なるみたいな話だったから、これから金の話が一番困るよ」

 説明会は、あと6地区残っていて、12月まで開催される予定です。