授業で性的発言繰り返した県立高の校男性教諭に停職1カ月の懲戒処分 県教委の聞き取りにも応じず 静岡県教育委員会


授業で性的な発言を繰り返したなどとして、静岡県西部の県立高校の56歳の男性教諭が懲戒処分を受けました。

 停職1カ月の懲戒処分を受けたのは、県西部の県立高校に勤務する56歳の男性教諭です。

 県教育委員会によりますと、男性教諭は2021年4月、社会科の授業で中国史に関する説明の際、男性器の名称を繰り返しました。

 男性教諭はこの発言を学校に申し出た女子生徒に対し、謝罪を求める調停を申し立て、自宅に訴訟に関する文書を郵送するなど精神的苦痛を与えたということです。

 また男性教諭は発言を認めたものの、6回にわたる県教委の聞き取りに、体調不良などを理由に応じていないということです。

 県の池上重弘教育長は「具体的・実践的な指導や、研修を通じて教育行政の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。