静清バイパス橋げた工事が11月1日再開…8人死傷事故で中止 業者が再発防止の計画書提出 静岡市
国道1号静清バイパスの橋げた落下事故で、国土交通省は中止していた工事を11月1日から順次再開すると発表しました。
7月、静岡市清水区の静清バイパスの高架化工事中に、長さおよそ63m、重さ140トンほどの鋼鉄製の橋げたが落下し、2人が死亡
6人が重軽傷を負いました。
事故後、周辺で行われていた同様の工事は中止していましたが、国交省は再発防止に関する計画書が業者から提出されたことを受け、1日から順次再開すると発表しました。国交省静岡事務所は、作業と並行して現地で点検を行うとしています。
また、事故が起きた区間は、当時、施工していた業者が引き続き作業を行うとし、1日から橋げたをつくるということです。橋を架ける作業については見通しが立っていません。
工事の再開に伴い、静清バイパスの尾羽交差点から庵原交差点では、1日以降、午後9時から翌日の午前6時まで通行規制が行われます。