メガソーラー建設許可取り消す判決「防災の観点を考慮してない」 弁護団「期待以上の判決」 静岡地裁
静岡県伊東市で計画されているメガソーラー建設を巡り、住民らが県に工事の許可を取り消すよう求めていた裁判で、原告側が勝訴しました。
伊東市八幡野のメガソーラー建設計画を巡っては、計画地周辺の住民29人が2023年1月、市が事業者に出した工事の許可を取り消すよう求める訴えを起こしました。熱海土石流災害などを踏まえて、全国で盛り土を規制する条例が変わり、許可権限が去年、伊東市から県に移ったため、訴訟も県が引き継ぎました。
静岡地裁の平山馨裁判長は15日、「伊東市が防災の観点を考慮せずに出した許可を県が忖度した」と指摘し、「取り消すべき権限を使わなかったのは誠に遺憾」として、県に工事許可の取り消しを命じました。
原告側弁護団 阿部浩基団長:「きょうの判決は原告側の全面勝利。(判決文に)期待以上のことが書いてある」
鈴木康友知事は「判決内容を精査の上、対応を検討していく」とコメントしています。