目の疾患を早期発見 AIを活用した眼科検診の実証実験が浜松市で始まる 検診を受けるのはトラックの長距離ドライバー
AIを活用した眼科検診の実証実験が浜松市で始まりました。検診を受けるのはトラックの長距離ドライバー。そのわけは。
●検診(医師):「大きく目開けます~」
28日。浜松市で運送業などを手がける企業で行われた眼科検診。一見、普通の検診に見えますが目の網膜や視神経などを確認する眼底検査に特徴があるといいます。
●浜松ビジョンテクノロジー 朝岡亮代表:
「眼底写真をまず撮ります」
「たくさんのデータがあれば、我々専門医が診断しているところに近いところまで診断することができるので、そういった訓練を今まで行ってきて完成したものが今回使うAIということ」
AIを活用した検診です。県内外の病院などで撮影してきた、およそ3万枚の眼底写真をAIに記憶させ、今回の検診で撮影した写真と照らし合わせることで、緑内障をはじめとした目の疾患の早期発見につなげるというものです。
今回、受診するのはトラックのドライバー。長時間の運転で目の疲労も溜まりやすい職業なだけに定期的な検診は欠かせませんが、勤務時間が不規則で病院へ行く時間も確保しづらいといいます。
●トレードトラスト 宮澤稜社長:
「短時間に交通事故の起因となり得る視野障害に関する検診が自社で、しかも出張型でできるのはものすごく会社としてもメリットとして感じましたし、企業として会社として、 ドライバーを守るという意味ですごく大切だなと」
自分で気付くのは難しいとされる緑内障。完治はしませんが、いち早く発見することで進行を遅らせながらドライバーとして長く働ける可能性があります。
●ドライバ―:
「目ってドライバーにとって一番大事な部分ですし、早期に発見できる機会をいただけたのは大変ありがたい」
医療と最新技術の両面で働く人を支える今回の取り組み。このAIを活用した検診は今後、県内のタクシー会社でも実証実験をすることになっています。