【ビッグモーター】枯れた街路樹の原状回復工事始まる…原因究明のため被害届は取り下げず 静岡・富士市

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 中古車販売大手「ビッグモーター」富士店の前にあった街路樹が枯れていた問題で、静岡県は6日、原状回復の工事を始めました。

 ビッグモーター富士店の店舗前の街路樹を巡っては、8月に県が行った土壌調査の結果、店舗前から除草剤の成分が検出されました。その後、県は土の入れ替えや街路樹の植え替えのほか、土壌調査にかかった費用など合わせておよそ330万円をビッグモーター側に請求し、10月納付されたということです。

 これを受け、6日午前から県の委託を受けた業者が、店舗前の植え込みで土を掘り起こすなどの原状回復の工事を始めました。

富士土木事務所維持管理課 望月博文課長:「工事としましては、植栽に先立ちまして土の入れ替えを行いまして、その後サツキツツジを植えるという工程で予定をしております」

 工事は6日から4日間行い、土の入れ替え作業をした後、220本のサツキツツジを植えるということです。また、県は9月に提出した被害届については、再発防止と原因究明のため取り下げない方針です。