静岡県知事選 連合静岡 鈴木康友氏の推薦決める 大村氏は市や町を連日訪問

 自民党とともに静岡県知事選への対応が注目されてきた、労働組合組織・連合静岡は17日鈴木康友氏の推薦を決めました。その理由とは…。

林輝彦アナウンサー:
「連合静岡です。午後1時半から執行委員会が始まりました。この会議で鈴木康友さんの推薦が正式に決まる見通しです」

 17日午後、知事選の対応を議論する執行委員会を開いた連合静岡。

 15日は、大村慎一氏と鈴木康友氏を呼んで政策のヒアリングを行っていました。

 17日に呼ばれたのは、鈴木氏ひとりだけ。協議に参加して改めて決意表明をした上で、政策についても意見を交わしたといいます。

 連合静岡の角山(かくやま)会長が取材に応じました。

角山会長:
「私の方から鈴木康友氏を推薦していきたいという提案をして、執行委員会全会一致で鈴木氏を支援していくと 推薦をしていくという確認をした 両名政策については大きな違いはないという感じだった ただ、決定的に、やはり私自身が感じたのは、鈴木氏については 県全団体、静岡県を今後10年後、20年後どうしていきたいか、将来のビジョン、そういったところがしっかりと明確に示されていた。」

 連合静岡はこれまでに立憲民主党、国民民主党、ふじのくに県民クラブの4者で統一行動を取ることを確認していて、17日に国民民主党県連も鈴木氏の推薦を決めました。

 19日、再び4者協議を開き、鈴木氏の支援について協議する方針です。

 鈴木氏と同じく「オール静岡」の態勢を目指していた大村氏。朝から掛川市を訪問したあと、御前崎市へと向かい、17日で退任する柳沢市長と面会しました。

大村慎一氏:
「本当に久しぶりに来させていただいたんですが、お目にかかれて本当にありがたく思っています。」
柳沢市長:
「わざわざ申し訳ない、最南端の御前崎まで…。」

 立候補表明後、市や町を連日訪問している大村氏。

大村慎一氏:
「私はそれぞれの資源をいかしながら手を携えて静岡県全体を盛り上げていく、こういう県政を進めていきたいと思っている」

Q.市長たちの反応は?

「私の思い、主張については十分にご理解いただいて非常にいい感触」