海洋研究の拠点に~駿河湾・海洋DX先端拠点化計画が国の交付金事業に 静岡県・静岡市

静岡県と静岡市が海洋DXの研究に取り組むために、国に申請した交付金事業が採択されました。

 交付金が認められた駿河湾・海洋DX先端拠点化計画では、静岡理工科大学が静岡大学、東海大学と連携して修士課程の海洋DXコースを新設し、先端的な研究や実践的な教育に取り組むということです。

 また、海洋に関する様々な社会課題を、データで分析して解決する研究を強化するため、静岡理工科大学と静岡大学が共同で「マリンインフォマティクス研究機構」を新たに設置することなどが説明されました。

静岡市 難波喬司市長:
「まずは研究を始めることによって研究の拠点化をし、産業の集積を進めていき、日本あるいはアジアであれば静岡の地に来て海洋関係の研究であるとか、産業振興のビジネスをするそういう場所にしたい」

 事業にかかるおよそ20億円のうち13億円を国の交付金でまかない、残りは県と静岡市が負担します。