日詰学長が静岡大学の次期学長に決定 浜松医大との再編「年度内に決着をつける」
任期満了に伴う静岡大学の学長選で、浜松医科大学と1つの総合大学への再編を目指す日詰一幸学長が、次期学長に決定しました。
静岡大学によりますと、28日開かれた学長選考・監察会議で、日詰一幸学長が近藤真副学長との一騎打ちを制し、次期学長に決定しました。
学長選の最大の争点は、膠着状態が続く浜松医科大学との再編問題で、近藤副学長は浜松医科大学と締結した合意書通りの1法人2大学による再編を訴えていましたが、日詰学長はそれと異なる、1つの総合大学案を推進。
「年度内に決着をつける」と訴えていました。
日詰学長は教職員らによる意向投票で近藤副学長をリードしていて、学長選考会議は「一体感のある大学運営と他大学の連携などを重視した」ということです。
日詰学長は31日にも会見するとしています。