ピアノ市場の低迷受け、ヤマハがインドネシアでの生産を終了 拠点を日本と中国に集約

 ヤマハは3月期第3四半期連結決算を発表しました。

 第3四半期までの累計では、売上高が3507億円と前の年の同じ時期に比べ2.6%、営業利益も319億円と14.9%増えました。

 楽器事業はアコースティックピアノが中国市況の低迷による販売の不振が続いたものの、法人向け音響機器が堅調で、デジタルピアノの売り上げが回復できたほか、円安によるプラスの効果があったということです。

 またヤマハはピアノ市場の低迷を受け、インドネシアでの生産を終了し、拠点を日本と中国に集約することを発表しました。これらを受けヤマハは通期業績予想について、売上高は据え置くものの、営業利益をおよそ10%下方修正した330億円としました。

ピアノ市場の低迷受け、ヤマハがインドネシアでの生産を終了 拠点を日本と中国に集約