県営野球場建設を巡りアカウミガメの保護に取り組むサンクチュアリジャパンなどの市民団体が計画の見直しを求める要望書を静岡県に提出 静岡県庁

県営野球場の建設をめぐり、アカウミガメの保護に取り組む団体などが鈴木知事に対し計画の見直しを求める要望書と署名を提出しました。
「遠州灘海浜公園の篠原地区の整備に関して要望いたします。よろしくお願いします」
自然保護に取り組むNPO法人など4団体が13日午後静岡県庁を訪れ、鈴木知事あての要望書と3万2千筆あまりの署名を県の担当者に手渡しました。
要望書では野球場から漏れる光がアカウミガメの産卵や繁殖を阻害するなどとして、ナイター運用ができる ドーム型球場などの建設を見直し、照明のない小型の球場を作るように求めています。
サンクチュアリジャパン 馬塚丈司代表:
「ドーム型の大型の施設を作るとか、夜間開園するとか、そういうことをしっかり考え直していただくチャンスになったらいいなと…」4団体はこのほか、望書と署名を県議会議長にも手渡しました。