トランプ関税の影響で景気の下振れリスク高まる 静岡財務事務所が県内の見通し示す

静岡財務事務所は、県内の経済情勢についてトランプ関税の影響による景気の下振れリスクが高まっているとの見通しを示しました。
静岡財務事務所が3カ月ごとに行っている経済情勢の分析によりますと、県内の個人消費は「緩やかに回復しつつある」と4期連続で判断を据え置きました。また、生産活動の判断は、3期連続で据え置かれています。
ただ、トランプ関税の影響を受け、輸送用機械や生産用機械からは、先行きは不透明な状況という声や投資を控える動きを懸念する声が上がっているということです。
先行きについて静岡財務事務所は、「アメリカの通商政策の影響に加えて、物価上昇の継続により景気を下押しするリスクとなっている」としています。