「伊豆、富士山、山梨方面への観光拠点に」…年間数百万人来場を想定 静岡・御殿場市が大型集客施設の構想案を発表 

 静岡県御殿場市が整備を検討している大型集客施設の基本構想案が発表されました。

市の担当者:「名称は(仮称)富士山の恵み産業パークになりました」

 市は東名・新東名高速道路のICや御殿場アウトレットに近い4ヘクタールの土地に、大型の集客施設の建設を計画しています。28日に発表された基本構想案では、地場産品を購入できる回廊や、富士山の湧き水になぞらえた5つのコンセプトのゾーンを設け、イベントや体験スペース、地元のブランドを創造する場などを作るということです。

広場イメージ 提供 御殿場市
広場イメージ 提供 御殿場市

 市ではアウトレットや周辺の自治体と連携し、年間数百万人の来場を想定しています。

静岡・御殿場市 勝又正美市長:「御殿場市をこれから潤す施設。伊豆あるいは山梨県方面、富士山周辺への観光をここを拠点にしてやっていければなと思っております」

 市は今後、パブリックコメントの実施や基本計画案の策定を行い、2030年度の完成を目指すということです。

建物イメージ 提供 御殿場市
建物イメージ 提供 御殿場市