全館休館の静岡市民文化会館に子どもたちの遊び場が…老朽化で改修される公共施設の有効活用

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老朽化で改修が予定される公共施設に、期間限定で子どもの遊び場を設ける取り組みが静岡市で行われています。

大野裕輝記者:
「こちらは会議室なんですが、何やら楽しそうな声が聞こえます。中では子どもたちが元気にブロックで遊んでいます」

 楽しそうに遊んでいる園児たち。

 ここは静岡市民文化会館の会議室です。

 開館からことしで46年を迎えた静岡市民文化会館。

 建物の老朽化に伴って改修工事が必要になり、4月から全館で休館しています。

 工事着工は2026年3月からで、静岡市が着工までの期間を有効活用しようと作ったのが、子どもたちの遊び場です。

 26日のオープンに先立って、25日は静岡聖母幼稚園の年長と年中組からおよそ60人の園児が招待されました。

 楽しそうな声入口を入ると、すべり台やマットがすぐに見えます。

 2階には卓球台やストラックアウトなどボールを使った遊具が。

 そしてブロックなど様々な遊具が置いてあり、園児たちは 思い思いに楽しんでいました。

園児:
「楽しかったです」

園児:
「楽しい!」

Q何が楽しい?

「ブロックで作るのとか」

Qブロックで何作った?

「おうち!」

静岡市文化政策課施設係 野末慶太さん:
「建物の有効活用の一つとして、こういった遊び場は検討していくことはこれからも増えていくと思います」

 静岡市民文化会館にできた遊び場は、土日祝日の午前10時から午後5時まで無料で開放しているということです。