終戦から80年 静岡市で平和を祈る記念式典が開かれ433人の遺族が出席
終戦から今年で80年です。静岡県内では平和を祈る式典が行われ、遺族たちが戦争で亡くなった家族などに思いを馳せ平和を誓いました。
式典は午後1時から始まり、戦争で親などを亡くした433人の遺族らが参加しました。
終戦から80年を前に、遺族による講話も特別に開かれました。
御殿場市遺族会の横山俊英さん(83)。
終戦直前7月30日にあった空襲の記憶を語りました。
横山俊英さんの講話:
「「こっちへ来い!」と呼ぶ父親のあぐらの中に飛び込み、父は防空頭巾をつけた私に覆いかぶさり、アメリカ軍の戦闘機の機銃掃射から私を守ってくれた記憶があります」
その後の追悼式で鈴木知事は「未来を担う次の世代に戦争の悲惨さ、命の尊さ、平和の大切さを語り継いでいくことを誓います」と式辞を述べました。