なぜ? 「オークリーフ」や「レッドリーフ」など10種類ほどの葉もの野菜が畑から取り放題 制限時間もなし 

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 価格が不安定な野菜を、畑から取り放題。そんな驚きの企画が静岡市で行われました。

 30日朝、静岡市内の畑で行われていたのは…。

● 農園ナランハ 四ッ田和也代表:
「野菜の取り放題。皆さんに収穫してもらって、たくさん持って行っていいよっていうイベントをやっている。ルールは特にない。抜いてもいいし切ってもいいし、たくさん取って帰ってもらっている。」

 金額は一家族3000円。市場にはあまり出回らない「オークリーフ」や「レッドリーフ」など10種類ほどの葉もの野菜が取り放題です。

● 静岡市民(60代女性):
「楽しい。あんまり普段から土触ることもないし、野菜の収穫っていうのはほとんどないのではまりそう。こうやってどれでも取っていいよ。なんて言われるとつい見たことのない野菜ばっかり選んで取っている」

● 静岡市民(50代男性):
「イタリア野菜とかもあって、これチコリって野菜だと思うけど珍しいし(買うと)高いし。」

 参加費は3000円ですが、なかには数万円分の野菜を取って帰る参加者も。いったいなぜ、このようなイベントを開いたのでしょうか。

● 農園ナランハ 四ッ田和也代表:
「ちょうど野菜を入れ替える時期、いつもだったらこっち収穫して耕してやっているが、何か面白いことできないかなって思い付きで。もう取り放題にしていいよってなったら、ちょっと盛況です。笑顔で帰ってもらっているので良かった」

“食卓に彩を”というテーマで経営する農園ナランハ。とくに参加者に好評だったのが…。

● 農園ナランハ 四ッ田和也代表:
「後ろディルっていうハーブなので、ちょっと食べてもらうと風味が分かるので。」

 取りながら自由にできる試食。珍しい野菜でも、味を確かめながら収穫することができます。

● 島田市民(30代女性)
ーー味はどう?
「全然苦くない。食べやすい。ドレッシングとかつけなくても全然いける。全然いけるね。」

 今回はまさかの制限時間ナシ。多くのお客さんが30分から1時間ほど収穫を楽しんでいるそうです。

● 齋藤アナウンサー:
ーーちょっと取り方教えてもらってもいいですか?

「はい。レタス持っていただいて、抜いていただく。あとは汚い葉っぱを落として、根っこのあたり切っていただく。こんな感じで摘んでいってもらえたら。」
「まず根っこ先に抜いて、はらって、切る。あー取れました。おー」

 野菜の取り方を教わった齋藤アナ。と、いうことで…

● 齋藤アナ:
「だいたい30分で終えられるという方が多いそうなので、今日は私も30分設定してその間にできるだけたくさんとりたいと思います。スタート!」
「もうどんどん取っていきます。まずはこのレタスから。うわ立派ですね。」

 もくもくと収穫。時には味見をしながら、農作業を楽しみます。

●齋藤アナ:
「(一口)あ、すごいスッキリしてる。とっても食べやすいですね。(一口)なんかほんのり甘みもあっておいしい(一口)すごいおいしい(一口)」

●作業中つらそうな齋藤アナ:
「腰が…僕ちょっと腰痛持ちなんですよ、これ使わなくて大丈夫なんですけど。ずーっとかがんでると(笑)腰が…。ふぅ。いや大変だな本当に畑仕事って。」

●スタッフとのやり取り:
「目標はこのうね全部取ります」
「助かります。」
「いいんですか取って」
「取ってってくださいぜひ。」
「もうなくなっちゃいますよこの畑の野菜、全部取っちゃいますよ本当に」
「みずみずしいですね本当に」
「そうですね」

●ケールを詰める齋藤:
「おいしょ、こんなに両手いっぱいケール持つことありますか人生で。もうないと思います。これが人生最後。あ、今まで緑ばっかでしたけど一気に彩がきれい。すこしずついっぱいに近づいてますよ」

 そして収穫を始めてから30分。

●齋藤アナ:
「見てくださいこれ。どうですか、いっぱいありますよ。もう何種類採ったかわかんないです。両手でいっぱい持ってますけれどもずっしり重いですね」

30日は20組の人が参加したといいます。

● 農園ナランハ 四ッ田和也代表:
ーースーパーで買おうと思ったらどれくらいになる?
「ケールとかは結構高いんです。どれくらいだろう、1万円は超えると思うんですけど。」
「1万超えますか。/なんか安いだけじゃなくて楽しいし、すごい幸せな気持ちになるし、いいことずくしですね」
「ありがたいです。」

 今後は、夏野菜から秋野菜への意向のタイミングでイベントをしたい考えだということです。

齋藤諒アナウンサ-
齋藤諒アナウンサ-