静岡大「双方の意見はへだたりがあったということは確認した」浜医大「連携を深めて行って成果を出していきたい」 静岡大学と浜松医科大学の連携協議会が1年ぶりに開催

統合再編構想が宙に浮いた静岡大学と浜松医科大学の連携協議会が1年ぶりに開かれました。
浜松市 中野祐介市長:
「地域の生き残りにも関わるという観点でも精力的な議論をしていただきたい」
17日浜松市長も期待を口にした静岡大学と浜松医科大学の統合・再編。
18日1年ぶりに連携協議会が非公開で開催されました。
浜松医科大学の渡辺裕司学長は就任後初参加で、これまでの経過を振り返りつつ意向を伝え合ったといいます。
静岡大学と浜松医科大学の統合・再編を巡っては、法人を1つにして2つの大学をつくる「1法人2大学案」で、2019年に合意しましたが、静岡大学側が事実上白紙を主張し平行線をたどっています。
静岡大学 日詰一幸学長:
「双方の意見はへだたりがあったということは確認した」
一方、継続して再編を目指している浜松医科大学側は・・・。
浜松医科大学 渡辺裕司学長:
「(時間がかかり)非常に残念だと思っています。様々なレベルで交流を深めていく。連携を深めて行って成果を出していきたい」
次回の期日は未定ですが、協議会は今後も継続するということです。