保育所など静岡県内の待機児童数 子ども・子育て支援制度が施行された2015年以降初めて0人に

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 保育所など静岡県内の待機児童数は、子ども・子育て支援制度が施行された2015年以降、初めて0人となりました。

 県によりますと、4月1日現在の県内の待機児童数は0人で、前年と比べて16人減りました。子ども・子育て支援制度が施行されてから0人となるのは初めてです。

 出生数の減少に伴い、低年齢児の申込児童数が大幅に減ったことが一因で、保育士確保の取り組みや近隣の市や町で連携し、広域入所を進めるなどの入園調整を行ったことも背景にあるとみられます。

 申込児童数は6万7521人で、1600人あまり減っています。

 県は、4月1日時点の待機児童は解消したものの、今後発生する可能性があり、引き続き保育士の確保を進めるとしています。