核兵器廃絶平和都市を掲げる静岡・富士市で「小さな原爆展」が開かれる 広島と長崎の原爆に関わる写真およそ20点が展示

静岡県の富士市役所では「小さな原爆展」が開かれています。
会場には広島と長崎の原爆に関わる写真およそ20点が展示されています。こちらは広島で見つかった「弁当箱」。中身が炭化して真っ黒になっています。そして「8時15分で止まった時計」。被爆で死亡した男性が息子から贈られた時計をこのときまで肌身離さず持ち歩いていたそうです。
長崎で見つかった「被爆瓦」。原爆の熱線でその表面が沸騰し泡立っています。
●富士市シティプロモーション課 鈴木遥平さん:
「(終戦から)時間がたってしまい戦争の記憶を持っているご本人は少なくなっている。こうした資料を基に知ってほしい。考えてほしい。平和を守ってほしいと考えています」
この展示会は29日まで開かれています。