石破総理の辞任 総裁選挙は10月4日で最終調整 静岡県選出議員は…

石破総理の辞任表明を受け、自民党は後任を選ぶ総裁選挙を10月4日投開票とする方向で最終調整に入りました。静岡県内の受け止めは。

石破茂総理大臣
「この度私は、自由民主党総裁の職を辞することといたしました。新総裁を選ぶ手続きを開始していただきたい、このように考えております。

 突然の辞任表明でした。

石破茂総理大臣
石破茂総理大臣

市民は

浜松市 30代
「そうなんですね…はじめてそのニュースを知った。びっくり」

静岡市 70代
「そうなんですか!?知らなかった!
もう少し頑張ってくれるのかなという気持ちが強い。ショック」

静岡市 60代
「辞任しなくてもよかったのに。あの方1人の責任じゃないと思う。誰がなっても同じだと思う。

静岡市 30代
「世間の声が冷たく感じていたのでそのまま反映されたのでは。トップが責任を取るのは当たり前かな」

浜松市 30代
浜松市 30代

野党は

石破茂総理大臣
「私としてはまだやり遂げなければならないことがあるという思いもあるなか、身を退くという苦渋の決断を致しました。それは、このまま党則第6条第4項に基づく臨時総裁選要求の意思確認に進んでは、党内に決定的な分断を生みかねないと考えたからであり、それは決して私の本意とするところではございません。」

 7日、午後6時から急遽開かれた会見。

 野党はどう見たのでしょうか。

立憲民主党 野田佳彦代表
「間違いなく党内抗争は長すぎたんじゃないでしょうかね。
さらにまた政治空白が続くと、特に物価高対策は私は急務だと思っていますけども、それがどうなるか大変心配な状況だと。」

国民民主党 玉木雄一郎代表
「30年動かなかった103万円の壁が少し動いたこと、このことは評価したいと思います。幅広い国民の意見をしっかりと受け止めることができる、そういうリーダーを選んでいただきたいなと思います。」

立憲民主党 野田佳彦代表
立憲民主党 野田佳彦代表

自民党静岡県連 井林辰憲会長

 一方で、前倒し総裁選に「賛成」の立場を取ってきた
静岡県内選出の国会議員たちは・・・。

自民党静岡県連 井林辰憲会長
「政治と金の問題で選挙、敗北に追い込まれたということは事実だと思いますので、潔く結果責任をご決断された。もうちょっと早くしてもらいたかったなというのは偽らざる本音。」

自民党静岡県連 井林辰憲会長
自民党静岡県連 井林辰憲会長

深沢陽一衆院議員

深沢陽一衆院議員
「自民党を混乱させない、という意味では私たちにもひとつ安心できると言いますか、責任というものを果たしていただいたのかなというふうにほっとしているところが正直なところです」。

深沢陽一衆院議員
深沢陽一衆院議員

若林洋平参院議員

若林洋平参院議員
「本来であればもう少し早くっていうことであると思うんですけども、やっとこれでスタートラインに自民党が立てる。」

若林洋平参院議員
若林洋平参院議員

勝俣孝明衆院議員

勝俣孝明衆院議員
「分断がなかったかといえば、私は、多少あったかという風に考えてますので。ここからまた1つにしていくということが、極めて重要だと思う。」

勝俣孝明衆院議員
勝俣孝明衆院議員

城内実経済安保大臣

 また、石破内閣で現職の大臣である城内実経済安保大臣は…。
城内実経済安保大臣
「政治空白を作ることなく、閣僚をはじめ政務三役が職責を果たすことが重要であり、総裁選についても幅広く党員の意見を踏まえて、しっかりと行われることが大事」

城内実経済安保大臣
城内実経済安保大臣

鈴木康友知事

 鈴木知事も、8日の定例会見で言及しています。

鈴木康友知事
「地方創生に対して、非常に思いもあるし、経験もおありの総理でございましたので、本人も残念だとは思いますけれども、総理退任後も、ぜひ引き続き頑張っていただきたいなというふうに思います。」

 自民党は今朝、臨時の役員会を開き、石破総理が辞任について説明。

 その上で8日予定されていた総裁選前倒しの是非を問う手続きを中止し、臨時総裁選の手続きを進めるよう指示しました。

 自民党は10日、総裁選挙管理委員会を開き、実施方法などについて協議します。

鈴木康友知事
鈴木康友知事