【中継】記者が見た伊東市議選~伊東市役所

取材をした板垣記者に聞きます。今回の市議選は伊東市にとってどういった意味合いがあったのでしょうか。
板垣亮記者
「 市長の学歴詐称問題に端を発した「異例の選挙」は、前職市議全員が当選し、事実上の補欠選挙となりました。
田久保市政の継続か刷新かが争点で、学歴詐称問題に絡めた訴えも多く見られました。
一方で市民からは「どの候補が田久保派か分からない」といった声もあがり最終的には不信任案に賛成した前の市議に投票する動きもあるなど一部の新人にとっては厳しい選挙戦と鳴りました。
そうした中、田久保市長の応援を受けた新人の片桐さんが当選。
その票は次の市長選を見据えたいわゆる「田久保票」の核になりそうです。
市議会では、不信任案の提出が調整されていて、可決されれば市長は失職となります。
田久保市長は市長選への出馬を支援者の声を聞いたうえで 判断するとしていますが、出馬となれば「田久保票」をベースにどこだけ票を伸ばせるのか注目されます。
市議選を取材し、市民の多くは「一刻も早い市政の安定」を求めていて、新たな議会には明確なビジョンを掲げ市政を前に進めるかじ取りが必要です。」