【静岡4区】前回から構図が一変…前職2人と新人2人が立候補へ 注目は“公明票” /あす衆院選公示
前回の一騎打ちから、構図が一変したのが静岡4区です。
自民党・前職 深沢陽一氏(49)
自民党 深沢陽一氏(演説):「高市総理大臣を認めてもらえるのか、もらえないのか。何としても結果を出して、そして高市総理の掲げる政策を一つでも多く前に進めていきたい」
解散から一夜明け、地元・清水区興津で街頭に立った自民党の前職、深沢陽一さん(49)。いわゆる裏金問題で、自民党への逆風が吹いた前回の衆院選は、2600票差で敗れ、比例で復活当選。去年の総裁選では小泉氏を支持しましたが、元々、「責任ある積極財政議連」に所属し、活動してきました。
自民党 深沢陽一氏(演説):「日本の経済を大きく成長させていきたい時には、金融の引き締めではなく、財政健全化ではなく、積極財政で経済成長を後押ししていく」
自民党 深沢陽一氏(取材に)
Q.今回は内閣支持率が高い状態。追い風ですか?
A.「高市総理はいいよね、頑張っているよねと。でも自民党はそうではないぞという声をいっぱいいただきますので、そういう意味では追い風とは思っていません」
支援者:頑張りましょう。
深沢氏:ありがとうございます。頑張ります。
今回も地元議員や推薦を受ける企業・団体などと連携した“組織戦”の構えですが、前回と大きく異なるのが、連立を離脱した公明党との関わりです。
公明党県本部は、中道の候補者がいない選挙区は「自主投票」とする方針で、静岡4区でも、“公明票”の動きが注目されます。
自民党 深沢陽一氏(取材に)
「公明党の皆さん、あるいは(公明党)支持者の皆さんへの訴えは、今まで通り誠意を持ってやっていきたいと思います」
国民民主党・前職 田中健氏(48)
25日、富士宮市で行われた事務所開きには、多くの支援者が集まりました。
国民民主党 田中健氏(あいさつ):「おととい衆議院が解散しました。なぜ今なのか、なぜこの衆議院があるのか。そんな疑問を持った解散でありました。今まさに政治が大きく変わろうとしています。変わってきた1年3カ月でありました。この流れを私は止めるわけにはいかないと思っています」
国民民主党の田中健さん(48)。前回の衆院選では、深沢さんとの激戦を制して、小選挙区で初勝利。この任期中は予算委員会で高市総理と論戦を交わすなど、党の看板政策を推進してきました。
国民民主党 田中健氏(取材に):「野党であってもこれだけのことができる。こういった経験を次につなげていきたいと思っています」
この週末、静岡の各小選挙区を回った国民民主党の榛葉幹事長は、激戦が予想される静岡4区について…。
国民民主党 榛葉賀津也幹事長(演説):「我々国民民主党にとって、静岡4区は最重点選挙であります。この田中健さんを何が何でも選挙区で再び勝たせてもらわなければなりません」
今回の衆院選で「もっと手取りを増やす」を打ち出した、国民民主党。田中さんも「年収の壁のさらなる引き上げ」など、現役世代の負担軽減を訴えます。
支援者:健さん、頑張って。同年代です。頑張ってください。
国民民主党 田中健氏(演説):「50年間動かなかったガソリンがどうして動いたのか。それは皆さんの1票1票の力です。やっと壁も一つ乗り越えました。しかし、もっともっと壁はあります。その壁を皆さんと一緒に乗り越えていきたいと思っています」
れいわ新選組・新人 鈴木智氏(56)
れいわ新選組 鈴木智氏(演説):「どんどん日本の政治が右傾化する中で、この流れを何とかここで止めたい」
れいわ新選組の新人・鈴木智さん(56)。2011年から県議を2期8年務めたあと、国会議員の秘書を経て、今回初めて国政選挙に挑戦します。
れいわ新選組 鈴木智氏(演説):「右傾化を止めるか否かという選挙になるわけですので、高市政権が続くようなことがあれば出てくるであろう、スパイ防止法等の法案は絶対に認めるべきでない」
県議時代の選挙区は静岡市駿河区でしたが、リベラルの受け皿がないとして、4区での立候補を決めたといいます。
れいわ新選組 鈴木智氏(取材に):「国籍問わず日本に住む全ての人たちが笑顔になれる政策、あるいは投資がしっかり実現できるような政治を目指したい」
参政党・新人 高田晃宏氏(51)
参政党 高田晃宏氏(演説):「今こそ日本を大きく変えるとき。この少子化時代に大チャンスなんです」
電気工事業を営む、参政党の新人・高田晃宏さん(51)。
参政党 高田晃宏氏(演説):「企業の内部留保はもう600兆円を超えている。しかし、そんなにもうかっているのに、なぜか私たちの生活は豊かにならない。重い税金、そして政府の間違った財政政策、これによって貧困層が増えてしまった。この中間層を何とか盛り返して、そしてもう一度日本の経済を取り戻すんです」
静岡市清水区出身ですが、前回は参政党から山梨1区で出馬し、落選。今回は地元での選挙戦で、経済の立て直しを強く訴えたい考えです。
参政党 高田晃宏氏(取材に):「消費税の問題、そして外国人政策、これを軸に私は国民の皆様に訴えていきたいと思います」
あす27日に迫った、“真冬の政治決戦”。衆院選はあす12日間の選挙戦に突入し、2月8日に投開票日を迎えます。
