【リニア】JR東海が静岡工区に関する取り組みについて静岡県議会で報告会 「有意義な勉強会だった」と評価する声も

 23日、JR東海はリニア中央新幹線の静岡工区に関する取り組みについて、静岡県議会で報告会を行いました。

●静岡県 鈴木康友知事:
「これまで私が申し上げてきた着工の判断に必要な材料が着実に整いつつあると認識しており、それほど遠くない時期に何らかの考えをお示しできるものと考えております」

 午前、県議会での質疑でリニア着工判断について「何らかの考えを示す」とした鈴木康友知事。複数の関係者によりますと、鈴木知事は着工を認める意向を固め、県議会最終日の7月7日に、着工の前提となる「自然環境保全協定」をJR東海と締結する方針や、着工容認の判断を表明する方向で調整に入ったということです。

 大きく動きつつあるリニア静岡工区について、同日午後には県議を対象としたJR東海による報告会が県議会で行われました。

 県議60人が参加し、JR東海からは静岡工事事務所の永長隆昭所長が、静岡工区での工事計画や環境保全対策などについて報告しました。

 また、報告後には県議からJR東海に対する質問も出ました。

●河原崎聖県議:
「様々な調査をして、地域住民から反対が出ないくらいにはなってきたが、歓迎もしていないのが実情で、不安は常にある。JR東海という会社に対する不信感もあるかもしれないが、地元への貢献策などを検討している部分はあるのか?」

●JR東海 中央新幹線静岡工事事務所 永長隆昭所長:
「社内でも、地域連携に関する部署を作っている。地域とともにあるものなので、観光という側面での取り組みを進めていったり、静岡県に住む人を増やすための取り組みだったりなどもしていきたい。ご迷惑をおかけしないのはもちろんのこと、地域のためにどのようなことができるかを考えているところ」

 報告会を終えて、議長らが記者の取材に答えました。

●静岡県議会 和田篤夫議長:
「JR東海からぜひとも議員の皆さんにも説明したいという話があり、いいタイミングだなと思って今回開催した。非常に有意義な勉強会だったと思っている」

 JR東海はー

●JR東海中央新幹線静岡工事事務所 永長隆昭所長:
「県民を代表される方々に対してお話しさせていただいたので、非常に貴重な機会だった」

【リニア】JR東海が静岡工区に関する取り組みについて静岡県議会で報告会 「有意義な勉強会だった」と評価する声も