矢崎総業のフィジカルAIの研究開発拠点では「人型ロボット」による自動化の検証が 静岡・裾野市
矢崎総業 イノベーションセンター長 齋藤崇人さん
「ここに来れば、「こんなことをやりたい」をすぐ形にできる」
AIやロボット工学を活用した取り組みが始まった、裾野市の研究開発拠点。
新しい施設の名称は、「イノベーションハブ-REN(錬)」です。
矢崎総業が培ってきたノウハウを生かし、日本の製造業が抱える課題解決につなげると言います。
堀優奈アナウンサー
「ものづくりの新拠点が公開されるということで、20社以上の報道陣が集まっています。」
この施設の特徴の一つが、“人型ロボット”の導入です。
指示ありきではなく、自ら考え、学習しながら、人の動きを再現する自律性を備えています。
矢崎総業 イノベーションセンター長 齋藤崇人さん
「ロボットが自ら判断をしている。時々失敗もする。失敗したときに自分で判断して取り方を変えたり、自ら判断して動くことができる」
“人型ロボット”による、自動化の検証。
作業の効率化や安全性の向上、そして、人手不足の解消のために、生産現場への導入が期待されています。
一方で、“人の熟練の技”の継承も、課題の一つです。
矢崎総業 イノベーションセンター長 齋藤崇人さん
「例えばテープ巻きをしている時に、腕にバンドをしているのが見えると思う。その腕のバンドが筋肉の周波数を捉えて、すべて数値化されている」
経験を積んだ作業員の細かい動きをAIに学習させる研究も進められています。
裾野市に新たに誕生した「イノベーションハブ-REN(錬)」は、“産学連携の研究拠点”という機能も…。
堀優奈アナウンサー
「私の手の操作でこちらにあるドローンが飛ぶということです」
「できるかな~。あっ、飛んだ!」
「右で、左です。」
「着陸は失敗しましたが想像以上に簡単に操作ができます。この技術が胃カメラなどにも応用できるということです。」
私たちの想像を超えて進化する、AIを活用した技術。
人とロボットが共存することで、より良いものづくりにつながると言います。
矢崎総業 イノベーションセンター長 齋藤崇人さん
「フィジカルAIを使えるフィールドを国がしっかり用意して、それを活用していくことで、日本の底力というか、競争力を上げていけるのではないかと期待している。AIと一緒に働けるようなワクワクした世界を体現できたらと思う」