全国高校野球選手権大会 静岡代表の掛川西は兵庫県のグラウンドで紅白戦 10日の初戦に備えて

 聖地・甲子園での初戦を10日に控えた静岡県代表の掛川西。8日は兵庫県のグラウンドで調整を行いました。

 午後1時ごろ始まった、兵庫県尼崎市での練習。まずは7日に引き続き、シートノックを行いました。掛川西の守備職人、2年生でセカンドを守る鈴木脩平は、軽快にボールをさばきました。

 その後、行われたのは4回までの紅白戦。主力選手中心で構成されたAチームと、控え選手中心で構成されたBチームが戦いました。

 試合開始早々、快音を響かせたのはBチームの先頭打者、稲葉銀士。一回表の初球、レフトへの柵越え ホームランを放ちました。

 対するAチームも山下陸人が2打数1安打。鈴木脩平や佐藤駿斗もヒットを放ちますが、及ばず。控え選手が多いBチームが5対1で勝利しました。

 今日の紅白戦を振り返って山下陸人主将は。

●山下陸人主将:
「自分たちは差がない。控え選手の調子が良いことは自信や安心に繋がる」

 エースの高橋郁真と増井俊介は紅白戦のマウンドには上がらず、ブルペンでの投球練習を行い、両投手およそ20球を投げ込みました。制球力を上げる為に体重移動を意識したという高橋。調子は右肩上がりだと話しました。

紅白戦が行われた

初戦は10日の第4試合

 紅白戦が終わり、最後に行われたのは打撃練習。バッティングピッチャーを務めたのは大石卓哉監督です。夏の静岡大会から打撃投手をしている大石監督。今日も投手として対峙することで、選手らの状態を確かめました。

 掛川西の注目の初戦は10日の第4試合。山梨代表の日本航空と戦います。

監督がバッティングピッチャー