サッカー日本代表がブラジル代表に歴史的勝利 静岡県内に住むブラジル人の反応は…
東京スタジアムで行われた森保ジャパンの一戦。
過去一度も勝ったことが無い、“サッカー王国”ブラジルに挑みます。
「実況:キリンチャレンジカップ2025前半が始まりました。」
試合の均衡が破れたのは、前半26分。
「右サイドバックのパウロ・エンヒッキ、抜け出してきた、パウロ・エンヒッキだ。」
華麗なパス回しから、先制点を奪われます。
なおも、ブラジルの猛攻…。
実況:「ふわっと浮かせてきた、裏とられたマルティネッリだー」
ディフェンスラインの裏に抜け出され、再び失点。
実況:「ここで前半終了のホイッスルです。前半2対0」
苦しい展開で、折り返しを迎えた日本。
しかし、後半に怒涛の追い上げを見せます。
後半7分─
実況
「あーっと!こぼれたぞゴール前!1点返した!日本1点返しました!南野決めました!」
これで流れを引き寄せた日本。
さらに、10分後…。
松木:「行けるか?」
実況:「伊東純也、中に上田綺世」
内田:「中村敬斗、入っていけ」
実況:「中村敬斗だー!日本追いついた!」
後半途中出場の伊東純也から、中村敬斗がダイレクトボレー。
日本が試合を振り出しに戻します。
さらに、コーナーキックのチャンスに、キッカーは伊東。
松木:「きたー」
実況:「上田綺世のヘディングでした。日本がブラジル相手に逆転!」
伊東のコーナーキックに、上田綺世が頭で合わせて、ついに日本が逆転に成功します。
実況:「ここで試合が終わりました。日本が歴史的な初勝利をつかみました!ブラジル相手に3対2、日本がブラジルに打ち勝ちました!」

ワールドカップ最多5回の優勝を誇るサッカー王国を相手に劇的な逆転勝利。
この結果に、現地・ブラジルのサポーターからは落胆の声が・・・。
サポーター ブラジル・サンパウロ市 きのう
「日本に負けるなんて・・・ワールドカップでしっかり結果を残さないと」
静岡県内在住のブラジル人サポーターにも激震が…。
オーナー
「最初はブラジルが勝ったと思った。日本が3点を取ってびっくりした」
こう話すのは、静岡県焼津市でブラジル料理や食料品を販売するオーナーです。
店の名前は、「Kibou Brasil」(きぼう・ぶらじる)。
残念ながら、きのうは日本サッカーの未来に希望を感じる結果に…。
オーナー
「(勝利は)ブラジルと日本が戦って初めてのこと、日本のサッカーがどんどん良くなっていると思った」
サッカー日本代表 森保一監督
「ホームでブラジルに勝つ、そして成長するということでみんなが努力してくれたことが結果につながってよかったと思うし、我々の選手たちが本当に頑張ってくれた」
逆転ゴール 上田綺世(27)
「チャンスは少しずつ増えている感覚はあったので取れる自信はあった/意味のあるゴールが取れたのでうれしい」
Q.来年ワールドカップの目標は?
「もちろんチームと同じ優勝です」
