世界遺産の隣に世界一のビール(後)潜入…ビールづくりの現場 静岡・伊豆の国市/ニュースの現場

 では、この麦芽とホップを使ってどのように世界一のビールが作られるのか、見せてもらいました。

 こちらが1つ1000リットルの液体を入れられる仕込釜。

仕込釜

醸造長 山田隼平さん:「張ってあるお湯に麦芽を入れる。温度的には67度くらい。高い温度にすると、麦芽が持っている酵素が働いて、甘いジュースになっていく」

 甘い麦芽のジュースが出来たら、それを「ろ過」します。

醸造長 山田隼平さん

伊地アナ:この2番目のタンクに液体が入ってるんですけど、上がもう泡だらけで、麦芽が浮いています。とっても甘くていい香りがします。これは何をしている状態ですか

山田さん:「今そこで混在している状態だが、そこからきれいな液体だけを取っている。液体だけ流れているが。麦のジュースになっている」

泡だらけ

 麦のジュースを飲んだ伊地アナ
「おいしい、すっきりした甘さですね、甘酒のような味がします」

山田さん:「甘さがアルコールに変換される。お酒造りには糖分を作ることが重要」

麦ジュースを飲む伊地アナ

 3番目のタンクではこの甘いジュースを沸騰させ、そこにあの苦いホップを入れ「煮沸」します。これで苦みと香りをつけていきます。

 そして不純物を取り除き発酵タンクへと移され1~2週間したのちに熟成させ、トータルでおよそ1ヶ月でビールが完成するというわけです。

ホップを入れ「煮沸」

ビールを飲んだお客さんは…

 世界一のビールを飲んだお客さんはの反応は…。

神奈川 客夫婦
夫「やっぱりおいしいです」
妻「「サッパリしてレモンの香りがビールにあってると思います」

伊地アナ:では、私も世界一のクラフトビールいただきます。すっきりしてておいしいです。さわやかなんだけども口の中に残るちょっとフルーティーな香りがありますね」

ビールを飲む伊地アナ

世界一のクラフトビールに合うおつまみは

 そしてこの世界一のクラフトビールに合うおつまみも教えてもらいました。

 まずはこの「天城産わさびウィンナー」から。
 
伊地アナ:ワサビ効いてますね、肉を食べているという感じがある。合わないわけありませんね。めちゃくちゃおいしいです」

天城産わさびウィンナー

 抹茶が練り込まれたうどんを揚げたものです。

伊地アナ:おいしい。いい音。軽く塩が効いてていいですね、ビールが飲みたくなる。幸せです。クラフトビールこれからもっともっと飲みたいと思いました。ありがとうございます」

 伊豆で「伝統と革新」を表現した世界一のクラフトビール。県内の新名物が誕生しました! 

抹茶入り揚げうどん