燃料は水素…二酸化炭素を排出しない「燃料電池バス」11月中旬から静岡市の路線バスで運行
水素を燃料とする燃料電池バスが、静岡県内で初めて静岡市の路線バスに導入されます。
静岡市に本社を置くしずてつジャストラインは、水素を燃料とする「燃料電池バス」2台を静岡市の路線バスに導入します。燃料電池バスは、水素と酸素の化学反応により発生した電気エネルギーで走行するため、軽油などを燃料とする通常のバスと異なり、二酸化炭素を排出しません。
久須美舞記者:「今動き出しました。発進の際の加速がスムーズです。走行中も音も静かで、振動も少なく、乗り心地が良いです」
水素の充填は、駿河区にある水素ステーションで行うことができます。運行の開始は、11月中旬を予定していて、静岡市の中心部などを走るということです。
しずてつジャストライン 山内義昭取締役安全運行統括部長:「非常に環境に優しい車、また乗務員にも運転負荷が非常に低いということで、皆さんに使ってもらいやすい車だというふうに考えている」