静岡市の川で繁殖「地球上最悪の侵略的植物」の駆除作業 「行政、市民、専門家らで協力し駆除方法を確立したい」

 地球上最悪の侵略的植物と呼ばれる特定外来生物の駆除作業が2日、静岡市で行われました。

 静岡市葵区の浅畑川で駆除されたのは、ナガエツルノゲイトウという特定外来生物です。水面にマット状に広がるこの植物は、繁殖率が高く生態系に影響を与えると危惧されています。

 2日は静岡市の職員や市民団体のメンバー、企業の社員、学生らおよそ50人が川の中に入りました。専門家から指導を受けながら、水際に生えているナガエツルノゲイトウを手でかき集めたり、網ですくったりして袋に詰めていきました。

昭和設計設計部河川砂防室 小池祥平さん:「行政、市民、企業、民間、専門家がみんなで協力し合いながら、駆除の方法を確立していけたらと思う」