保護ネコ活動を行う高校生が静岡・沼津市の中学校で「命の尊さ」を伝える授業

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 保護ネコのNPO団体の理事長を務める高校生が静岡県沼津市の中学校で、「命の尊さ」を伝える授業を行いました
 
●富士高校2年 赤石朔さん:
「僕自身がよく言っているのが命を救うことに理由なんてない」

 講師として、中学生の前で話をしているのは富士高校2年の赤石朔さん(17歳)です。
 
●富士高校2年 赤石朔さん:
「自分が保護した子たちが新しい家族の元に行って、すごい幸せそうに遊んでいる姿を見るとか…」 

 ネコが大好きな赤石さんは2年前、中学3年生の時に身寄りのない猫を保護するNPO法人を設立し、理事長に就任。自宅でボランティアスタッフと一緒に保護ネコを育てながら、新たな飼い主へとつなぐ活動を行っています。

 3日は「命の重さ」について学ぶために企画した特別授業。沼津市立第四中学校が赤石さんの存在を知り、中学生と年齢が近い方がより自分事として考えられるのではと依頼しました。

 赤石さんは猫の命を扱う自身の経験を実際に体験談を交えながら1時間以上ににわたり熱心に語ります

 参加したおよそ70人の1年生は真剣なまなざしで赤石さんの言葉に耳を傾けていました
 
●女子生徒:
「思いはあっても実現することが難しいなって思うのでネコを保護している赤石さんはすごいなって思いました。」

●男子生徒:
「僕は中学1年生であんまり大きいことはできないですけど、野良猫とかいっぱいいる場所を見つけたら、助けていきたいなと思いました。」

 高校生で命の現場と向き合う赤石さんの言葉は中学生の心を大きく動かしたようです
 
●富士高校2年 赤石朔さん:
「本当に中学生の子たちみんな親身になって聞いてくれたので、すごく良い授業ができたなという風に思いました」