静岡県26番目の道の駅…市民限定プレオープンには300人の行列 お茶尽くしの料理も魅力 牧之原市
片寄翔太アナウンサー:「牧之原市に来ました。ここに18日にオープンしたのが道の駅そらっと牧之原です」
吉田町と牧之原市を結ぶ県道73号。この道沿いにオープンする新たな道の駅「そらっと牧之原」。近年、全国的に注目される「道の駅」ですが、静岡県内では26カ所目の施設となります。主に、飲食棟・農産物直売所・休憩スペースの3つの建物があり、まず向かったのは…。

片寄アナ:「農産物直売所ということで、中に入ると、こちらには抹茶のお菓子、そして奥は野菜が売られています。そして抹茶のいい香りがすると思ったら、こちらには焼き立てのパンが売られています」
「農産物直売所」の店内には、野菜にお菓子、焼きたてのパンなどが所狭しと並びます。まさに、静岡の恵みを発信する「食のテーマパーク」です。

片寄アナ:「こちらには県内の生産者の方々がつくられた野菜がずらっと並んでいます。そして中には、ふわとろ長というナスなんですが、こんなに長いナスが200円で売られているんです」
県内の生産者から届けられた新鮮な野菜が並び、玉ねぎは3玉198円、キャベツは130円で売られていました。

また、スイーツ店には抹茶たっぷりのソフトクリームも。お濃茶ソフト抹茶かけ(520円)。
片寄アナ:「(食べる)濃厚でとってもなめらかです。抹茶の苦みと甘味がとってもバランスがいいです」

プレオープンに300人が並ぶ
牧之原市民限定のプレオープン日。開店前には300人近くの行列ができていていました。
先頭の客70代女性:「家を出てからずっと3時間(並んでる)。ドキドキ、ドキドキしています」
そして正午―
片寄アナ:「12時になりました。いま牧之原市民向けにプレオープンしました。続々とお客さんが入っています」
プレオープンと同時に次々と商品を手に取っていきます。

70代女性
Q.きょう取れた県内産ということだがどう?
A,「こんなに大きいとは思わなかった。得した気がする」

60代男性
「(ダイコンが)大きい。ほら見てください。これで88円」

70代女性
「ダイコンとかモモとか、カボチャ」
Q.値段どう?
A.「安い」
40代女性
Q.牧之原市民としてこういった施設ができたのはどう?
A.「空港もあるし、活発になってくれたらいい」
お茶尽くしの料理も
お客さんも大興奮なこちらの施設、魅力はこれだけではありません。農産物直売所の隣にあるのは「お茶の間食堂」。こちらで頂けるのが─
片寄アナ:「こちら牧之原抹茶が練り込まれている茶そばです。きれいな緑色です。いただきます。お茶の香りが鼻に抜けます。さっぱりしているのでこの夏にぴったりです」

こちらでは牧之原市の特産品のお茶をふんだんに使ったお茶尽くしの料理が楽しめます。牧之原市の魅力がたっぷり詰まった市内初の道の駅、駅長が期待を語りました。
伊藤健太駅長:「とにかく非日常をこちらで体験いただきたいという思いがあるので、五感で楽しんでいただけるテーマパークでございますので、来ていただいて、ふらっとあったかい気持ちになれるようなそういう道の駅なので、ぜひお越しいただきたい」
